「農」「ワーク」「シティ」といった、日常のさまざまな場面を、自由に行き来できる道具や日用品を集めたセレクトストア。「有機JAS認証」を取得したリンゴのほか、米や野菜を栽培する「コトホグ屋」が、納屋だった建物を改装し、5月にオープンした。
　店内には、たたずまいも絵になる園芸道具や、耐久性の高いステンレス製の水筒・スープジャー、米国のビンテージの果実収穫袋からデザインの発想を得たバッグなど、機能性とカタチの美しさを兼ね備えた商品が並ぶ。街着としても活躍するベストは、背中に畑の収穫物を入れられる作り。土に近い暮らしを軽やかに楽しむアイテムがそろっている。
　代表の江本ヒビキさんは、独自のセレクトが光るショップが、「農的な暮らし・生き方に、興味を持ってもらうきっかけになるとうれしい」と話す。